サロンモデルは、美容室のスタイル写真のモデルになる仕事です。探し方は主に、SNS、美容室への直接応募、マッチングサービスの3つです。この記事では、それぞれの探し方と、参加前に確認すべきこと、安全に参加するための注意点を順に解説します。結論から言うと、「何を・いくらで・どこに載せるか」を事前に文字で確認できる相手を選ぶことが大切です。
サロンモデルとは
サロンモデルとは、美容室や美容師が作ったヘアスタイルを撮影するためのモデルです。撮影した写真は、美容室のホームページやSNS、予約サイトのスタイル写真などに使われます。「サロモ」と略して呼ばれることもあります。
似た言葉に「カットモデル」「カラーモデル」があります。こちらは美容師の練習や技術チェックが目的のことが多く、撮影がない場合もあります。サロンモデルは、仕上がったスタイルを写真に残すことが主な目的です。
| 種類 | 主な目的 | 撮影 |
|---|---|---|
| サロンモデル | スタイル写真の撮影・掲載 | あり |
| カットモデル・カラーモデル | 練習や技術の確認 | ない場合もある |
サロンモデルの探し方
SNSで探す
美容師が自分のSNSで、モデルを募集していることがあります。「サロンモデル募集」「サロモ募集」などの言葉で検索すると見つけやすいです。気になる美容師の過去の投稿を見ると、得意なスタイルや撮影の雰囲気がわかります。
SNSでは、相手が本当にその美容室に所属しているかを確認しましょう。美容室の公式サイトやスタッフ紹介と照らし合わせると安心です。
美容室に直接応募する
通いたい美容室がある場合は、直接聞いてみるのも方法です。店頭や公式サイトで、モデル募集の案内を出している美容室もあります。いつも担当してもらっている美容師に、モデルの募集がないか聞くのも自然です。
マッチングサービスを使う
美容師とモデルをつなぐサービスやアプリもあります。条件(地域・メニュー・料金)で検索でき、複数の募集を比べやすいのが利点です。利用前に、運営会社の情報や利用規約、トラブル時の窓口を確認しておきましょう。
応募するときに準備しておくもの
募集によっては、応募時に今の髪の写真を送るよう求められます。正面・横・後ろの写真があると、美容師が髪の状態を判断しやすくなります。
- 今の髪の長さと色がわかる写真
- 過去のカラー・ブリーチ・パーマ・縮毛矯正の時期
- 参加できる日程の候補
- 挑戦してもよいスタイルと、避けたいスタイル
髪の履歴は、できる施術を判断するための大切な情報です。わかる範囲で正直に伝えましょう。
参加前に確認しておきたいこと

募集の内容は、美容室や美容師によって大きく異なります。次の項目を、メッセージなど記録が残る形で確認しておくと安心です。
料金
- 施術は無料か、材料費などがかかるか
- 交通費や謝礼の有無
- 追加料金が発生する条件はあるか
施術と撮影の内容
- どのメニュー(カット・カラー・パーマなど)をするか
- 長さや色など、仕上がりのイメージ
- 撮影の場所(店内か屋外か)と、所要時間
- メイクや衣装は自分で用意するか
写真の使われ方
- 掲載先(美容室の公式サイト、SNS、予約サイトなど)
- 顔が写るか、加工や切り抜きの有無
- 掲載期間と、あとから削除を頼めるか
写真は一度公開されると、意図しない場所で使われることもあります。顔出しに抵抗がある場合は、最初に伝えておきましょう。
安全に参加するための注意点
サロンモデルの募集の中には、本来の目的とは違う勧誘が紛れていることもあります。京都府の消費生活情報では、ネットで見つけたモデルのオーディションをきっかけに、高額なレッスン契約を結んだ高校生の事例が紹介されています。憧れの気持ちにつけ込む勧誘があるため、その場での契約は避けるよう呼びかけています。
また、内閣府男女共同参画局の広報誌では、「モデル」などと言われて契約した若い女性が、説明のなかった撮影を強いられる被害が取り上げられています。次のような点に気をつけましょう。
- 美容室の実在と所在地を確認する(公式サイト・地図など)
- 撮影場所が美容室以外の場合は、理由と場所を事前に確認する
- 初めての相手なら、家族や友人に行き先と時間を伝えておく
- レッスン料や登録料など、施術以外のお金を求められたら応じない
- 説明と違う撮影や契約を求められたら、その場で断って帰る
未成年の場合は、保護者に相談したうえで参加しましょう。2022年4月から成年年齢は18歳になり、18歳以上は保護者の同意なく契約できます。そのぶん、自分で内容を確かめる責任も大きくなります。
契約や勧誘で困ったときは、消費者ホットライン「188」に電話すると、最寄りの消費生活センターなどを案内してもらえます。
まとめ
- サロンモデルは、スタイル写真の撮影を目的としたモデルです
- 探し方はSNS、美容室への直接応募、マッチングサービスの3つが中心です
- 料金・施術と撮影の内容・写真の使われ方を、記録が残る形で確認しましょう
- 施術以外のお金を求められたり、説明と違う撮影を求められたりしたら断りましょう
撮影の前に、普段からヘアスタイルを相談できる美容室を見つけておくのもおすすめです。美容室を駅・エリアから探す
参考
- 京都府 消費生活安全センター メールマガジン第558号(2017年10月):https://www.pref.kyoto.jp/shohise/mrmg/h29/m558.html
- 内閣府男女共同参画局「共同参画」2017年5月号:https://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2017/201705/201705_05.html
- 横浜市「成年年齢の引下げについて」:https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/shohiseikatsu/kyoiku/seinennennrei.html
- 国民生活センター「増加する美容医療サービスのトラブル」(消費者ホットライン188の案内):https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230830_1.html

