キャップに合うヘアアレンジのポイントは、「結ぶ位置を低くする」「顔まわりに少し毛を残す」の2つです。この記事では、髪の長さ別のアレンジと、帽子を脱いだときに跡を残しにくくするコツ、前髪の扱い方を解説します。
キャップに合うアレンジの基本
キャップは頭頂部から後頭部にかけてを覆う帽子です。後ろにはアジャスター部分があり、そこに髪が当たります。アレンジを考えるときは、次の点を意識しましょう。
- 結び目やお団子は、アジャスターに当たらない低い位置か、穴から出す位置にする
- トップにボリュームを出すアレンジは避ける
- 顔まわりや耳まわりに少し毛を残すと、カジュアルになりすぎない
- 帽子をかぶってから、最後に後れ毛を整える
髪の長さ別アレンジ

ショート
ショートは結ばずに、毛先の動きでこなれ感を出すのがおすすめです。
- 全体を軽く湿らせ、根元から乾かしてクセを整える
- 毛先にワックスやバームを少量なじませる
- 耳まわりと襟足の毛先を、指先でつまんで外側へ流す
- キャップをかぶり、耳にかける・かけないを鏡で確認する
耳かけにすると顔まわりがすっきり見えます。襟足が外に向くと、キャップとのバランスがとりやすくなります。
ボブ
ボブは、毛先の向きと耳まわりで印象が変わります。
- 外ハネ:毛先だけをストレートアイロンで外側にハネさせる。キャップの下から毛先が見えて軽い印象に
- 片耳かけ:片側だけ耳にかけ、ピンで留める。左右差が出てこなれた雰囲気に
- 低めハーフアップ:耳より下の位置で上半分を小さく結ぶ。結び目がキャップに当たりにくい
ボブは襟足の短い毛が落ちやすいので、スタイリング剤で軽くまとめておくと扱いやすくなります。
ミディアム
ミディアムは、低い位置でまとめるアレンジが合わせやすい長さです。
- 襟足あたりの低い位置でひとつ結びにする
- 結び目の上に穴をあけ、毛束を上から通す(くるりんぱ)
- ねじれた部分の髪を少しずつ引き出してゆるめる
- 毛先を内側に入れ込み、ピンで留めて低めのお団子にする
- キャップをかぶり、顔まわりの毛を整える
低い位置にまとめると、キャップのアジャスターに当たりにくくなります。
ロング
ロングは、まとめ方のバリエーションが広い長さです。
- 低めの三つ編み:襟足で結んでから三つ編みにし、編み目を指で引き出してゆるめる
- ローポニーテール:襟足の位置でひとつ結び。毛束の一部を結び目に巻きつけてゴムを隠す
- キャップの穴から出すポニーテール:アジャスターの穴から毛束を出す。高めの位置でも結び目が帽子に干渉しにくい
ロングの三つ編みは、編み目を引き出すだけでやわらかい印象になります。きっちり編みすぎないのがポイントです。
前髪の扱い方
キャップのつばは前髪の上にくるため、前髪の状態が仕上がりを大きく左右します。
| 前髪のタイプ | おすすめの扱い方 |
|---|---|
| 眉上の短い前髪 | そのまま下ろす。つばの下から見える量を整える |
| 眉下の長さ | 根元を軽く立ち上げてから、毛先を流す |
| 長め・かき上げ前髪 | 左右に分けて流すか、サイドの毛と一緒に耳にかける |
| 前髪を伸ばしかけ | すべてキャップの中に入れ込み、顔まわりの毛だけ残す |
前髪がつばに押されてペタンとなるときは、かぶる前に根元をドライヤーで立ち上げておくと形が残りやすくなります。
帽子の跡をつけないコツ
帽子を脱いだときの「跡」や「ぺたんこ」は、髪が押さえられた形のまま固まることで起こります。髪の形は、乾くときにできる水素結合によって保たれる仕組みです。濡れると結合が切れ、乾くとその形で固定されます。
この仕組みから、跡を残しにくくするには次の点が大切です。
- 髪を完全に乾かしてからかぶる:半乾きのままかぶると、押さえられた形で乾いて跡が残りやすい
- ドライヤーの熱が冷めてからかぶる:温まった髪は形が変わりやすいため、冷ましてからかぶる
- 汗をかいたら、こまめに帽子を浮かせる:頭皮の汗で根元の結合が切れ、根元から形が崩れやすい
- サイズに余裕のあるキャップを選ぶ:アジャスターをきつく締めすぎない
跡がついてしまったときは、気になる部分の根元を水で湿らせ、毛の流れに沿って整えながら乾かし直すと形を戻しやすくなります。表面だけでなく、根元や内側を湿らせるのがポイントです。
結び目の跡も残りやすいので、帽子を脱ぐ予定がある日は、ゴムをきつく結びすぎないようにしましょう。
似合う前髪や、帽子に合わせやすいカットを相談したいときは、美容室を駅・エリアから探すから近くの美容室を探せます。
まとめ
- キャップには、低い位置でまとめるアレンジが合わせやすい
- ショート・ボブは毛先の向きと耳かけで、ミディアム・ロングは低めのまとめ髪でバランスをとる
- 前髪は長さに合わせて、下ろす・流す・入れ込むを使い分ける
- 跡を防ぐには、髪を完全に乾かして熱を冷ましてからかぶる
- 跡がついたら、根元から湿らせて乾かし直す
参考
- 資生堂 Beauty Journey「キャップ&ベレーに合う髪型って?」 https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008933/
- 花王 ヘアケアサイト「髪が形づくメカニズム」 https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/9-1/
- 花王 ヘアケアサイト「ヘアスタイルがくずれるメカニズム」 https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/9-2/
- 花王 ヘアケアサイト「寝ぐせ対策」 https://www.kao.com/jp/haircare/scalp-care/9-5/

