スティックチークは、頬に直接塗れて持ち運びもしやすいチークです。上手に使うコツは「置く位置」と「なじませる道具」、そして「パウダーとの順番」の3つです。この記事では、顔型別ののせ方から崩れにくくする仕上げまでをまとめて解説します。
スティックチークの特徴
スティックチークは、練り(クリーム)系の質感をスティック状に固めたチークです。パウダーチークと比べると、次のような特徴があります。
- 頬に直接塗れるので、ブラシがなくても使える
- 肌になじませると、内側からにじむような血色に見えやすい
- 少量でも発色しやすく、量の調整がしやすい
- バッグに入れても粉が飛び散らない
クリームタイプのチークについては、メーカーのQ&Aでも「色もちを重視するならクリームタイプ」と案内されています。ただし、仕上がりやもちは製品によって異なるため、各製品の使用方法も確認してください。
のせる基本の位置
迷ったときの基本は、「頬のいちばん高い位置」を中心にすることです。鏡に向かって軽くほほえみ、ふくらむ部分を確認しましょう。
- 鏡の前で軽くほほえむ
- 頬のいちばん高い位置を見つける
- そこを中心に、スティックを2〜3か所ポンポンと置く
- 中心は濃く、外側に向かって薄くなるように広げる
一度に広く塗るより、少量を置いてから広げる方が失敗しにくくなります。
顔型別ののせ方

顔の形によって、チークの形や向きを変えるとバランスが整いやすくなります。
| 顔型 | のせる位置・形 | ポイント |
|---|---|---|
| 丸顔 | 頬の高い位置から、斜めに細長い楕円 | 縦のラインを意識して、すっきり見せる |
| 面長 | 頬骨の高い位置から、横長の楕円 | 横に広げて、顔の縦の長さをやわらげる |
| ベース型(エラが気になる) | 鼻先と耳の中間あたりを中心に、斜めの楕円 | 内側に入れすぎないようにする |
| 卵型 | 頬の高い位置を中心に、丸く | 基本の位置のままで整いやすい |
丸顔の人は、丸く大きく入れると顔の丸さが強調されやすくなります。少しシャープな形を意識すると、印象が引き締まります。
ベース型の場合、チークを頬の内側まで入れると、顔が短く見えてエラが目立ちやすいとされています。外側寄りに、斜めに入れるのがコツです。
道具別のなじませ方
スティックチークは、指・スポンジ・ブラシのどれでもなじませられます。仕上がりの好みで選びましょう。
指でなじませる
もっとも手軽で、体温で練り質感がなじみやすい方法です。
- 頬に置いたチークの境目を、中指か薬指の腹でトントンとたたく
- 中心から外側へ、円を描くように少しずつ広げる
- 境目がぼやけたら完了
指でこすると、下のファンデーションまで動いてしまいます。「たたく」動きを基本にしましょう。
スポンジでなじませる
ムラなく薄く仕上げたいときに向いています。
- 乾いたスポンジ、または軽く湿らせたスポンジを用意する
- 頬に置いたチークの上を、スポンジで軽くたたく
- 色が濃すぎたら、スポンジのきれいな面で余分を取る
スポンジは余分な油分も取ってくれるので、ツヤを抑えたいときにも便利です。
ブラシでなじませる
ふんわり広く、自然なグラデーションにしたいときに向いています。
- 毛先がやわらかいブラシを用意する
- 頬に置いたチークの上を、ブラシの腹で小さくくるくると動かす
- 外側へ向かってぼかしていく
ブラシは毛先を立てず、寝かせて使うとムラになりにくくなります。
ファンデーションとの順番
一般的なメイクの順番では、チークはフェイスパウダーの後に入れるとされています。ただし、これは主にパウダーチークを使う場合の流れです。
練り系のチークは、次の2通りの順番で使われています。
| 順番 | 向いている人 |
|---|---|
| ファンデーション → スティックチーク → フェイスパウダー | 自然になじませたい人、色もちを高めたい人 |
| ファンデーション → フェイスパウダー → スティックチーク | ツヤ感を残したい人、仕上げに血色を足したい人 |
前者は、フェイスパウダーで練りチークの表面を整える方法です。メーカーの解説でも、クリームチークを頬骨に仕込み、パウダーチークやフェイスパウダーで仕上げる順番が紹介されています。
後者は、ツヤを残せる一方で、ベースの上でチークがすべりにくく感じることもあります。その場合は量を減らし、指でたたいてなじませましょう。
製品によって推奨する使い方が異なる場合があります。パッケージや公式サイトの使用方法も確認してください。
崩れにくくするコツ
スティックチークの色もちを高めたいときは、次のポイントを押さえましょう。
- ベースメイクを薄く均一に整えてから塗る
- 一度に厚く塗らず、少量を重ねて濃さを調整する
- なじませた後、フェイスパウダーを軽く重ねる
- さらにもたせたい日は、同系色のパウダーチークを上に重ねる
クリームチークの上にパウダーチークを重ねる方法は、メーカーのQ&Aでも色もちを良くするコツとして紹介されています。
日中に色が薄くなったら、指先に少量取って頬の中心にトントンと足すだけで直せます。塗り直し前に、ティッシュで軽く皮脂を押さえておくとムラになりにくくなります。
肌の状態に合ったメイク直しを知りたいときは、美容のプロに相談するのも一つの方法です。エステサロンを探すから、近くのサロンを探せます。
まとめ
- スティックチークは、頬のいちばん高い位置を中心に少量ずつ置くのが基本
- 丸顔は斜め、面長は横長、ベース型は外側寄りの斜めを意識する
- 指はたたいて、スポンジは軽く押さえて、ブラシは寝かせてなじませる
- フェイスパウダーの前に使うと、自然になじみやすい
- 色もちを高めたい日は、パウダーやパウダーチークを上に重ねる
参考
- 資生堂 Beauty Journey「チークの入れ方7選」 https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB009760/
- 資生堂オンラインストア「チークの入れ方は“顔型”で変わる!」 https://www.shiseido.co.jp/sw/onlinestore/servicegarden/beautytopics/20260321/article02.html
- キャンメイク「Q&A」 https://www.canmake.com/qa/
- コーセー「フェイスパウダーの基本を徹底解説!」 https://www.kose.co.jp/kose/make/make77.html

