たぬき顔メイクは、「目尻を下げて見せる」「丸みを足す」の2つを意識すると作りやすくなります。この記事では、たぬき顔の特徴を整理したうえで、アイラインから眉までの手順と、目の形別のコツを解説します。
たぬき顔の特徴
たぬき顔は、やわらかく親しみやすい印象の顔立ちを指す言葉です。メイクで再現するときは、次のような要素を意識します。
- 目尻が下がって見えるタレ目
- 縦にも幅のある、丸みのある目元
- ふっくらとした涙袋
- 頬の中心にのせた、丸い血色
- 角度をつけない、なだらかな眉
反対に、目尻が上がったシャープな印象は「きつね顔」と呼ばれることがあります。たぬき顔メイクは「直線や角度をやわらげ、丸みと下がりを足す」と考えると全体がまとまります。
メイクの順番

たぬき顔メイクは、次の順番で進めると調整しやすくなります。
- ベースメイク(下地・ファンデーション・パウダー)
- 眉
- アイシャドウ
- アイライン
- 涙袋
- マスカラ
- チーク・リップ
眉を先に描くと、目元とのバランスを見ながらアイメイクを決められます。
眉:なだらかな平行気味に
眉に角度があると、目元がシャープに見えます。たぬき顔では、眉山をあまり強調しない平行気味の眉が合わせやすいです。
- スクリューブラシで、眉の毛流れを横向きに整える
- 明るめのブラウンのパウダーで、眉頭を薄くぼかす
- 髪色に近いペンシルで、眉山の下を埋めるように描き足す
- 眉尻は、小鼻と目尻を結んだ延長線上を目安にする
- 眉頭は薄く、眉尻に向かって少し濃くなるよう濃淡をつける
太く描きすぎず、肌になじむ太さにとどめると自然に仕上がります。
アイシャドウ:下まぶたの目尻に重心を置く
アイシャドウは、上まぶたより下まぶたの目尻に色を置くと、目尻が下がって見えます。
- 明るい色をアイホール全体と、下まぶたの目尻側になじませる
- 中間色を、上まぶたの目頭側と下まぶたの目尻側にのせる
- 濃い色を細いチップにとり、上まぶたの黒目の外側から目尻へ入れる
- 下まぶたも黒目の外側から目尻へ、同じ濃い色をラインのように入れる
- 下まぶたの目頭から黒目の下に、明るい色を入れる
色はブラウンやピンクブラウンなど、やわらかい色が向いています。
アイライン:目尻を自然に下げる
アイラインは、たぬき顔の印象をもっとも左右するパーツです。
- 上まぶたのまつ毛の間を埋めるように、ラインを引く
- 目を開けた状態で、目尻のラインを下降する向きにそのまま延ばす
- 目を閉じて、目の中央から目尻のラインまでをつなぐ
- 下まぶたは、黒目の外側から目尻へ細くラインを入れる
- 上下の目尻のラインを、チップや綿棒で軽くぼかしてつなぐ
目尻のラインを跳ね上げると、たぬき顔とは反対の印象になります。まつ毛の終わりから自然に下がる角度を意識しましょう。
黒よりもブラウンや赤みのあるブラウンのアイライナーを選ぶと、やさしい印象になりやすいです。ペンシルタイプは自然にぼけやすく、初めてでも扱いやすいとされています。
涙袋:黒目の下を中心にふっくら
涙袋は、目元の丸みを強調してくれます。明るさと影のバランスがポイントです。
- 肌より少し明るいコンシーラーを、下まぶたに薄くのせる
- 黒目の真下がいちばん明るくなるように、目頭側と目尻側へ広げる
- ライトブラウンのアイシャドウで、涙袋の下に影を入れる
- 影は黒目の下を中心に入れ、両端に向かって薄くぼかす
- 仕上げに、パール入りのベージュを黒目の下に重ねる
影を線で描くと、不自然に見えやすくなります。ブラシでぼかして、ふんわりした影にしましょう。涙袋全体に大粒のラメをのせると浮きやすいので、黒目の下だけに控えめにのせるのがコツです。
マスカラ:下まつ毛も忘れずに
上まつ毛は、目の中央から目尻に向かって外側へ流すように塗ります。下まつ毛にもマスカラを塗ると、下まぶたの重心が強調され、たぬき顔らしさが出ます。
チーク:頬の中心に丸く
チークは、頬の中心に丸くのせると丸みのある印象になります。
- 鏡に向かって軽くほほえむ
- 頬のいちばん高い位置を中心に、丸く色をのせる
- 中心は濃く、外側へ向かって薄くぼかす
色はピンクやコーラルなど、明るくやわらかい色が合わせやすいです。斜めに長く入れると大人っぽい印象になるので、たぬき顔メイクでは丸く小さめを意識します。
目の形別のコツ
目の形によって、ラインやシャドウの見え方が変わります。自分の目に合わせて調整しましょう。
| 目の形 | コツ |
|---|---|
| つり目 | 下まぶたの目尻に、ブラウンのシャドウをしっかり入れる。上のラインは目尻だけ下向きに足す |
| 一重 | 目を開けたときに見える位置に、下降するラインを描く。下まぶたの目尻にも影を入れる |
| 奥二重 | 上のラインは細めにして、下まぶたメイクで重心を下げる |
| 二重 | 二重幅にブラウンをなじませ、上のラインは目尻で自然に下げる |
| 丸い目 | もともと丸みがあるので、ラインは控えめに。目尻の下降を少し足すだけで十分 |
下まぶたのラインは、上まぶたのアイラインより長くしないのがポイントです。下が長いと、目元が重く見えやすくなります。
一重や奥二重の場合、上まぶたのラインは目を開けると隠れやすいため、下まぶたのメイクで印象を作る方が効果を感じやすいです。
眉の形を整えたいときは、サロンで相談する方法もあります。エステサロンを探すから、近くのサロンを探せます。
まとめ
- たぬき顔メイクは「目尻を下げる」「丸みを足す」が基本
- 眉は角度をつけず、なだらかな平行気味に描く
- アイシャドウとアイラインは、下まぶたの目尻に重心を置く
- 涙袋は黒目の下を中心に、チークは頬の中心に丸くのせる
- 目の形に合わせて、上下のラインの太さや長さを調整する
参考
- 資生堂 Beauty Journey「タレ目メイクのつくり方」 https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB009814/
- コーセー Maison KOSÉ「美人の教科書 第45話 アイライン効果『たれ目効果』」 https://maison.kose.co.jp/article/g/gcolumn-20211029-45/
- 資生堂 Beauty Journey「大人の涙袋メイクはナチュラルに!」 https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008803/
- 資生堂 Beauty Journey「自然に仕上がる平行眉の描き方!」 https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008794/
- 資生堂 Beauty Journey「一重&奥二重向け 目力アップの秘訣は『下まぶたメイク』」 https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB009754/

